操船編!(そのよん)


さらに波がでかくなってきたらどうすればいいんでしょうか?

ピッチが大きくなってきたのであれば大した問題ではないね。さっきと同様に乗っていくだけだ。むしろその方がスロットル操作が楽になるとも言えるね。
波に対して斜めに走行するのもそうした意味からなんだ。行きたい方向とは多少はずれても波を斜めに走る方が波のピッチを大きく取れるので安全でもある。
ピッチの大きな波で、しかも深さがそれほど無ければ水面を舐めるようにスロットルをキープして走ることが出来る。この図で言えばでバウを持ち上げることなく水面をトレースして行くわけだ。結構スピードも出せるけれど、これは波の深さがそれほど無い場合って事を忘れずに。波が深くなるにつれてでの姿勢変化が大きくなって次の波に突っ込みそうになってくる。それを避けるために波を降りて行くときにスロットルを開けてバウを上げるようにして行くと言うわけだ。

その判断は微妙ですねぇ。これはやはり経験が必要ですね。
で、さらに波が深くなった場合はどうしたらいいでしょうか?ボトムにいると水の壁が取り囲んでいるような状態ってありますよね。

そんな日にボートを出すこと自体、大失敗だな(^_^;
運悪くそんな状況に陥ったら、まずは落ちつくこと。恐怖感が先走るとまともな操船は出来ないからね。焦る気持ちと恐怖感をコントロールできる精神力を養っておこう。
さて、操船に関しては特に今までと違うことはない。むしろ楽な部分も出てくる。
からに上がるときにはスロットルを絞り気味にして、トップを超えたら開けていく。で更にもうひとふかしするとの着水がスムーズになる。の状態でスロットルを絞りすぎないように気を付けよう。ココではバウを上げるように開けていって次のになったら絞り気味にするんだ。

波が大きくなれば一連のスロットル操作に時間的な余裕が出来るわけですね。

そーいうことだね。
ちなみにこれが危険なパターン。くれぐれも飛んでしまわないように気を付けよう。


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