追い波とか向かい波での操船の違いはありますか?
大きな違いは無いよ。しかし大きい向かい波の場合はもう走行できない。ナナメに走行して風上の目的地を目指すよりは追い波方向へ進んで待避する場所に向かう方が絶対にイイね。
向かい波で無理をすると2の時にボートが立ちすぎて危険だ。容赦なく次から次へと襲ってくる波をスロットルワークででさくさく超えようとしても体力的にも物理的にも無理が出てくる。しかも前に進まない。
逆に、追い波の場合は遥かにラク。
サーフィンをしているように波に乗ってしまうことも出来る....場合がある。波が一定方向から来るとは限らないのでいつも出来るわけではないし、前方視界が確保しにくいので要注意だ。
これ、3ぐらいで上手くポジションをキープできると気持ちいいですよね。っても、すぐに落ちますけど(^_^;
だいたい、こんな規則正しい波なんて滅多に無いです。琵琶湖なんかは分かりやすい波だし、ピッチも大きくて対処し易いんですが、霞ヶ浦や北浦なんかのピッチが小さくて深さがあって、しかもあちこちから襲ってくる波の場合はどうすればいいでしょう?うーん、先に「ピッチの短い波はナナメに超えてピッチを大きく取る」ように言ったけど、これは波の深さがそれほど無い場合なんだ。あまりにも深い波はナナメに超えることは難しいんだね。しかも霞、北浦のような複雑な波はその方向を特定することすら不可能だ。
まず、そんな日に危険な場所に行かないこと。いわゆる三角波が出来る場所は地形からも想像できるから、近づかない。天候の変化には十分気を付けて、どんなに遠回りでも安全な風ウラを走行すること。
運悪く遭遇してしまったら、バウを持ち上げてゆっくりと進む。良く回りを見て、スロットルを一定にしてステアリング操作で波を超えるようにするんだ。これはもはや言葉では説明出来ないな。考えるだけでも恐ろしいですねぇ。とにかく危険な場所には行かないのが一番ですね。
波とケンカしても勝ち目はないんだよ。今のボートはノンリベットとなって丈夫そうになってはいるものの所詮はアルミ。限界を超えたら壊れることは間違いない。大切にしようとする気が何よりも大切。その気になれば10年は保つからね。
そうそう、あまりに当然なので言ってないけど、ライフジャケットは絶対に着用し、キルスイッチを必ず体に繋げておくこと。忙しい所、どうもありがとうございました。ワールドシリーズガンバって下さいね!
何ひと事ミタイに言ってるんだよ。いたるもさっさと上がって来いよ。
うげっ。。。。。
何かヤバイ展開になってきたのでこの辺で終わることにします(^_^;
それでは皆さん、安全に気を付けて釣りを楽しんで下さいね。
itaru's_page/Copyright ITARU KATSURAGAWA
Web Designed by ITARU KATSURAGAWA