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何故か突然!
04.03.05



 様々な要素が重なり、以前から欲しかった楽器を遂に買いました。
 思い起こせば今から十年ちょっと前。バイク便の某DATにて働いていた頃、同じ営業所にいた「豊川」くんが、宴会の席に持ってきた沖縄の三線(さんしん)がかっこよくてねぇ。誇らしげに歌う沖縄人に出会ったのは衝撃的でもありました。
 我々の年代にとっては三味線などの和楽器は、(当時は特に)ちょいと魅力に欠けるところがありました。ぶっちゃけ「かっこわりい、おやぢくさい」世界でもあったのです。

 しかし、豊川くんの弾く三線は違っていました。その弾き方、音階、歌い方までまるで別の世界。なによりも誇らしげに歌うプライドバリバリの姿に圧倒されたんですね〜。

 それから随分の時間が経って、最近になってようやく入手したのでした。

どぉ?立派な三線でしょ?
これは池武当 新垣三線(いけんとぉ あらかきさんしん)の三線です。なかなか立派ですが、安い(^_^;
 安くてもホントの蛇皮が貼ってあります。が、下地に布を張り込んでいる強化貼り(二重貼り)ってやつなので、かなり破けにくいらしいです。
 ここんちは新橋にもお店があります。烏杜口のすぐ近くです。近所で呑まれる方は一度覗いてみては?小さなところで素朴にやってますよ。
 ちなみにネット通販はココだけではありません。沖縄、三線などでググると結構な数がヒットしてワケが分からなくなるぐらいあります。お店によっては強化貼りはダメだの合皮が初心者には一番!とか何が何でも本皮だっ! とするところまで様々です。

 コレクターではないので、音が出ればなんでもいいのだけど(^_^;

 都内ではほかにも練馬に「ちんだみ工芸」というお店もあります。都税事務所の目の前で、これまたこぢんまりと売ってますよ。

 そうそう、新星堂ロックイン柏店でも販売していましたが、これはやめておきましょう。かなりセコイ作りです。同じ値段を出すなら上記2店の三線の方が遙かに素晴らしい商品です。(いたる手に取りリサーチによる)


 えっと、私はこの楽器を三線(さんしん)と呼んでいますが、沖縄県民(うちなーんちゅ)の豊川君は「しゃみせん」と呼んでいましたね。「さんしん」と呼ぶより一般的だそうな。
 むかーし、学校で「蛇味線(じゃみせん)」「蛇皮線(じゃびせん)」と教えられたような気がするんだけど、「それ、沖縄では通じませんよ」と却下されました。

 さてさて。手に入れたのは良いけれど、弾けるのか?と言われれば、もちろん弾けません!
 しかぁし、だ。弦は3本しかないし、柔らかい弦だし、ショートスケールは手軽だし。何よりも気取らない素朴な楽器なのですぐに弾けるようになるでしょう。まだ始まったばかりです。

 そのうちウッドストックで「三線デビュー」する日も来るかな。。。。

当てのない先に続く(^_^;


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