お勧めしないエレキ改造?
やっぱりパワーがほしいぢゃん!たとえデンジャラスでも!


さて。先の紹介にある不思議なエレキですが。ワケ有ってお友達の所に旅立ちました。(その旅先であっけなく死亡されてしまいましたが)
今はモーターガイドの742です。これはチャンピオンミーンにノーマルでついてたヤツです。12V5段変速で42lbs.のパワーを発揮します、が。。

トロイよ!

ミーンに付いてたときもそう思って24Vの762Vに換えちゃったんだけど、アルミでもトロイな。
っつーのは、釣りをしているときはそうでもないんだけど、ちょっとしたポイント移動でのエレキパワーってのはトーナメントでは重要なんですよ。リグっているときに風で流されたり、ちょっとそこの溶岩まで移動する時とか。

42lbs.っても昔の表示では35lbs.のヤツなんだから、パワーを望むべくもないわな。

んぢゃ、買い換えるか? それもなんだか。
そこで、某ボートディーラー「ファースト」で働いていて、最近「アクアライト」という会社を立ち上げた「○田」くんの助言を元に、強引な改造をしてみました。その「山○」くんによると、「5速のヤツやったら24V掛けてもしばらくは壊れへんで〜」とのこと。

 。。。。ほんとか?

考えてみれば、部品そのものなどはそう変わっているとは思えず、、、、? 電気的には高電圧でもモータは回るし。。。。電流そのものは変わらないので配線が焼ける可能性はあまりないし。。。。いつだってバッテリーは二つ積んでるし。。。。マウントはゲーターに換えてあるから余裕で受けられるし。

やってみよっと!

さて。具体的には、切り替えスイッチ「コンスタントオン、通常、フルパワー」を利用して、「12V、OFF、24V」のセレクタにしてしまうのです。そう、モーターガイドの12.24V切り替え型と同じにしてしまうワケ。

そのため、バッテリから一本の配線を追加します。で、スイッチ周りの配線をやり換える、だけ。
大電流が流れるため、コネクタや配線には細心の注意を払って確実に作業します。ショートしたら火災だもんね。ギボシ端子は確実に半田で止め、圧着部は油圧でプレス。ぎっちりやりますぜ。40Aは最低でも見込みましょう。

以上、ここまでのテキストで意味が分からなかった方、残念ですがまねっこは止めましょう。危険ですよ。
それから、当然ですがモーターガイドからの保証は受けられません。クレームもききません。やるなら個人責任でやってね。っつぅか。ハナから保証なんてあったっけ?

さて。さっそく河口湖で試してみました。
いやぁ、凄い!普通の24Vと同じだ!5速なんてエンジンのスローよりずっと早い!ごばばばばばばっ!と進んで行きますぜ!下手に横向きで踏んだら危険なほどです。ほんと。振り落とされちゃうよ。

で、トータル五日ほど使ってみましたが、、、、今んとこトラブルはナシ。モータそのものは気にしてないけど、シャフトのベアリングやマウント等が保つかどうかが気になるところですな。
気になるバッテリー消費量は、普通の12.24V切り替え型と同じじゃねーかなってトコ。v(バリアブル)タイプ程の省電力は望めませんが、アルミボートなら二日は使えそうです。

そうそ、去年、同じセッティングで一年使ってた九州出身の○隈プロは、「5速で連続使用してると熱ダレしてきますね。30分ぐらい経つと戻りますけど」って言ってました。

とにかく。電機知識のない方は残念ですが真似しないでね。火災を起こしたり電池が爆発したら大変です。


トラブル手記

いまんとこ快調。(2003.06.01)


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